45冊目
著者:千田琢哉
出版社:あさ出版
内容:
時間というのは、誰にとっても命の断片だ。
人はこの世に生まれてから、
誰もが時計の秒針と共に
死に向かって生きている。
そして唯一、時間だけは全人類に平等に与えられている。
ビル・ゲイツも
ウォーレン・バフェットも
孫正義も
君も
私も
平等に、1日24時間が与えられている。
もっと自由に生きるための時間のルールを明らかにします。
感想:
なかなかインパクトのあるタイトルです。
タイトルの印象が強かったので、書店で手に取り、そのまま購入しました。
そんなタイトルどおり本書ではいかに時間が大切かを教えてくれます。
この記事を呼んでいるあなたは時間を無駄にしていませんか?
私は思い当たるフシが幾つもありました。
本書の内容でかなり共感できるものがありました。
一部抜粋します。
集団ランチが苦痛なら、イチ抜けする。1年間で240営業日と換算すれば、なんと240時間となり、まるごと10日間も地獄の時間を過ごすことになる。
私も集団ランチが苦痛でした。
昼休み、ご飯を15分で食べたら45分の時間が余ります。
しかし、その時間をおしゃべりに費やすのは嫌です。
最初はなかなか先に席を立つことができず、我慢していたのですが、ある時から食堂に行くことをやめました。
誰にも、なんの気兼ねもなく一人でご飯を食べ、終わったら資格の勉強や読書をして過ごす。
苦痛だった時間は、自分のために活用する有意義な時間に変わりました。
もちろん、集団ランチで十分息抜きになっている人や苦痛に感じない人はそのままで良いと思います。
もう一つありました。一部抜粋します。
「退職金が増えるからもう1年」の人生から、卒業する。1年あれば独立して本当にいろんなことができる。
サラリーマンの1年と独立してからの1年では、その意味が根本的に違う。
自分の夢の主人公として生きる1年と
他人の夢の奴隷として生きる1年とでは、同じはずがない。
私はまだ退職金を考えるような年齢ではありませんが、ずっと今の仕事をする自分が想像できません。
次のアクションを起こすための勇気がもらえました。
自分に残された時間をもう一度考えるためにも、本書を読んでみてはいかがでしょうか。