人間は仕事のために生きてるわけじゃないし、仕事なんて人生を豊かにするための一つの手段にすぎないんだから。仕事で辛くなったら、気軽にニートになれて、働きたくなったら働く。 著者はそんな社会が理想だと言っています。 今の日本では一度職を失うと、再就職が難しい時代で、だから誰もが必死に仕事にしがみついている気がします。 人によっては、自分を極限まで追い込んでいる人もいるかもしれません。 本書はそんな人達に、もう少し働かなくてもいいんじゃない? 働かないことへの罪悪感を持つ時代は終わりです。と限りなく緩く語りかけてくれる。 生きるための最小限のお金を稼ぐ方法も紹介されている。 もっとも、実際に稼げるかどうかは個人の取り組みによると思いますが… 最小限の労働でも幸せになれる。 毎日、自分が思ったように生活できる。 そんなphaさんのニート論をご覧ください。
ニートの歩き方―お金がなくても楽しく暮らすためのインターネット活用法
48冊目
ニートの歩き方 ――お金がなくても楽しく暮らすためのインターネット活用法
著者:pha
出版社:技術評論社
内容:
「ニート」でも「無職」でも「ひきこもり」でも、会社を辞めても仕事してなくても、
幸せに生きることはできる。
こんなに文明や技術が発達した世の中、インターネットさえあれば、
昔ながらの固定した生き方に縛られる必要なんてない。
日本一有名なニートが語る、お金がなくても無理なく楽しく暮らすための生き方と考え方。
会社や国やこれまでの常識が信じられなくなった今を生き抜くための「ニート」なヒントが満載です!
感想:
「ニート」というよりも「労働に従事」しなくても生きていく術はたくさんあるということがよく分かりました。
それと同時に、こんな生き方もアリだなと思った自分もいました。
著者のphaさんは学校や仕事との相性が悪く、思い切ってニートへの道を歩み出しましたが、仕事をすることが必ずしも大切なことではないという思考にけっこう共感出来ました。
下記、本書より引用