「せばな」は言わない

綱の上を歩き、岩を登るエンジニア

レヴォリューション No.0

35冊目 著者:金城一紀 出版社:角川書店 レヴォリューションNo.0 (角川文庫) あらすじ: 典型的オチコボレ男子高に入学した僕。 “学校”という箱庭で先の見えない苛立ちや息苦しさを抱える僕らを「団体訓練」という名のシゴキ合宿が待ち受ける。 どうしてこんなクソみたいな目に遭いながらここにいるのか? 欺瞞に満ち溢れた世界に風穴を開けるため大脱走計画を練るうち、停滞していた世界に熱い血が通い始める― すべてを捨て去りゼロに戻ることを恐れるな! ザ・ゾンビーズ結成前夜を描くシリーズ完結篇! 感想: ゾンビーズシリーズの始まり…つまり0に焦点を当てた作品であり、ゾンビーズシリーズの完結編です。 ページ数もあまり多くないので、短時間で走るように読めました。 ゾンビーズシリーズは読んでいるとウズウズしてきますね。 何かを変えたい、たとえ世界は変えられなくても、自分や自分を取り巻く環境は変えられるんじゃないのか? 無理だ無理だと嘆くことではなく、変えるために行動するところから全てが始まる。 私の停滞した世界にも熱い血が通い始めるようです。 んー、記事を書いていたらまた読みたくなってきたぞ! さあ、レヴォリューションです!