「せばな」は言わない

綱の上を歩き、岩を登るエンジニア

セイギのチカラ

34冊目 著者:上村佑 出版社:宝島社 セイギのチカラ (宝島社文庫) あらすじ: ネットカフェで女子高生が首を切られ惨殺された。 目撃者はゼロ!犯人は女の幽霊という噂しか情報のない事件に警察もお手上げ。 この難事件に(なぜか?)立ち上がったのが6人の男と1人の美女。 チャット仲間の彼らには(何の役に立つのかわからない…)しょぼい超能力があった。 念力でティッシュが5ミリ浮かんだ! 30センチテレポート犬としゃべった!…で、どうなる? 『守護天使』の著者・上村佑が贈るサイキックアクションノベル。 感想: サイキックアクションノベル! でも能力がしょぼい愕然とするくらいしょぼいのです! あらすじにも書いてあるように、警察もお手上げの難事件に立ち向かうしょぼい能力者たちのお話。 大丈夫!しょぼいのは能力だけで、お話はテンポよく、スピード感もあって楽しめました。 注目して欲しいのは能力の使い所です。 なるほど、こう使うのか!と感心させられます。 さて、しょぼい能力者たちは自分たちの 「セイギのチカラ」を活用し、どのように事件を解き明かしていくのか!