ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない
33冊目
著者:黒井勇人
出版社:新潮社
ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない
あらすじ:
中卒、元ニートの俺、(プログラ)マ男が就職したのはダメダメなIT企業。
責任感のかけらもない上司と超使えない同僚、ありえない納期を押しつける取引先に囲まれて、一体全体…まさに21世紀の「蟹工船」、史上最強のワーキング・プア(笑)が放つ、スレッド文学の進化型。
感想:
今話題のブラック企業にまつわる本です。
「スレッド文学」と内容にありますが、これは2ちゃんねるに投稿された書き込みを書籍化したものです。
読んでいるだけでも引いてしまいそうなブラック企業で戦う一人のプログラマのお話です。
今でこそ色々事件があったりして、ブラック企業がメディアで取り上げられていますが、もっと前からブラック企業という呼び名は存在していました。
しかし、その線引も難しいところですよね。
さて、そんなブラック企業というレッテルを貼られた会社で奮闘する主人公はどうなってしまうのでしょうか。
身体を壊す?会社を辞める?それとも…
結末は意外なものだったりします。
一読どうぞ!