「せばな」は言わない

綱の上を歩き、岩を登るエンジニア

【雑記】2019年の振り返り

はじめに

2019年の終了まで1ヶ月をきったので、ここらへんで1年の振り返りをしようと思う。ちょっと早くね?とかいう意見は受け付けない。

本当に今年はあっという間で…といっても毎年そう思っているかもしれないが、群を抜いてあっという間だったように感じる。
それでは早速、思い出していこう。

IT分野

Python

予てより勉強中のpythonだが、今年はWebフレームワークであるFlaskを使用してAPI開発にトライしてみた。

Flask Web Development: Developing Web Applications with Python

Flask Web Development: Developing Web Applications with Python

  • 作者:Miguel Grinberg
  • 出版社/メーカー: O'Reilly Media
  • 発売日: 2018/03/25
  • メディア: ペーパーバック

僕は趣味でボルダリングをしているのだが、通っている施設がいろいろな制約で民間のボルダリングジムのようにできないため、以下のサービスを構築した。

  1. 自分で作成したルートを写真で撮ってクラウドにアップロード
  2. 難易度、壁の傾斜、課題の傾向(タグ)ごとにアップロードされたルートを検索して、表示
  3. 検索結果のサマリ表示

まぁ簡単なものだが個人的には今年一番の成果だった。5月にサービスをローンチしたが、やりたいことが増えて10月に大幅に改変した。当初DBなんて使う予定もなかったが、herokuを利用し、DBにPostgresを使うことにした。DBの設計はまだまだ微妙だが、とても勉強になった。

Vue.js

上に挙げたサービスのUIとして活躍しているのがVueになる。ずっと前から使ってみたいと思っていたのだが、公式サイトのチュートリアルで何度も挫折するほどの低能ぶりを発揮していた。(なぜVueにこだわったかは不明な模様)
そこで思い切って書籍を購入してみた。買っても分からんかった

これからはじめるVue.js実践入門

これからはじめるVue.js実践入門

  • 作者:山田 祥寛
  • 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
  • 発売日: 2019/08/22
  • メディア: 単行本

そして、「とりあえず何か作ってみないとわからん!」となり、VueのCDN版を使ってボルダリングのクラブの会員登録画面を作ってみた。
すると今まで意味不明の文字の羅列がはっきり理解できるようになった。ここからVueへの理解が一気に進んだ。

ゔゅーまぢさぃこぅ

今後も勉強を重ねていきたい。

Raspberry Pi

やはりこいつは手放せない。あらゆるところで活躍してくれる頼もしいやつ。そして電子工作は面白い。
仕事でWebカメラをバーコードリーダーにするという案件があったので、ラズパイと組み合わせてやってみた。
すごく便利で、今の業務もそのシステムがサポートしてくれている。

家のどこにいてもAlexaからお経を流せるシステムは家族の誰からも評価されなかったけどな。


「同期のサクラ」というドラマで引用していたガウディのセリフを改変して用いると
「諸君、来年はもっと面白いものを作ろう」
といったところだろうか。


余談だが、ラズパイ入門したいという方は以下の全部入りボックスがオススメだ。僕も2つくらい買った。

iPad Pro12.9

頑張った自分へのご褒美的な勢いで衝動買いしてしまったiPad。クソ高かったけどな
でも全然後悔はしていない(と言い聞かせているだけ)。

Apple iPad Pro (12.9インチ, Wi-Fi, 256GB) - スペースグレイ

Apple iPad Pro (12.9インチ, Wi-Fi, 256GB) - スペースグレイ

  • 発売日: 2017/06/06
  • メディア: Personal Computers

しかし、超便利であることに違いはない。
最近はスポーツの指導も行っているが、レッスンに通ってくる人のデータをクラウドに置いておいて、レッスン中に記録をつけながらデータをアップデートしたりしている。
他にもメモや資格の勉強、筋肉、トレーニングの勉強のノートもすべてipadにとっている。ペンが意外と便利で驚き。
ボルダリングのルートも写真を加工して、作ったサービスですぐにアップロードできるのも最高。アプリも標準の「メモ」で事足りるしね。

pythonやjsも書けるし、概ね満足してます。

スポーツ

スポーツ推進委員

今年から地域のスポーツ推進委員に選任された。
ボルダリングやスラックラインというスポーツを指導できるということが選出の理由らしい。
確かにこちらの地域では新しい…というかエッジの効いたスポーツの広がりが薄い。
ただ、子どもの数も少なくなり、チームを組むという事自体が難しくなっている。嘘のようでもあるが、地方というのはこれほどまでに人口の減少が深刻なのだ。
こういう地方こそ、ボルダリングやスラックラインという「個人種目(相手がいなくても成立する)」を伸ばしていけるんじゃないのだろうか…ってことを少し考えた。

スラックライン

今年は秋田で初めてのインストラクター検定を開催することができた。それによってこの地域にも新たなインストラクターが誕生し、普及に協力してくれる人が増えた。
次は根本的なところで競技人口を増やしてかねばと思うことろである。

ボルダリング

夏にコンペに出場したのが印象的で、来年もぜひ参加したいと思う。
同時に強くなるために身体のことをもっと知りたくて、解剖学の触りを勉強し始めた。また、通っている施設にも少しずつキッズクライマーが増えてきており、教室を開催するなどして彼らが強くなることもサポートしたい。
秋田に帰ってきて久々に岩に行けたのもすごく楽しかったし嬉しかった。まずは2段を目指して春から岩場に通おう。

総評

こんな感じでこの一年を振り返ったが、一つダメなところがあるとすればそれは「体調を崩す」ということだ。
本当に2~3ヶ月のスパンで高熱をだす。
基本的に月~金は仕事+ボルダリングと土、日はスラックライン+ボルダリング、もしくは出張講習会など止まることを知らないライフサイクルが問題だ。
疲労がたまり、それが定期的に爆発する。つまり僕が忙しさを制御できずに、体調を崩すことでレストするというサイクルを甘んじて受け入れていることになる。
これはあまり良い傾向とはいえない。絶対カイゼンが必要だ。
来年の目標は、土か日に休息を確保することだ。ただ、土曜出勤が当たり前にある会社のため、完全週休二日を前提にできないところが辛い。こればかりは会社の変革を願おう。

地域における自分の役割も見えてきたし、来年も一層忙しくなるとは思うがスケジューリングという課題に取り組もう。

まぁ、気楽にいくか。