「せばな」は言わない

綱の上を歩き、岩を登るエンジニア

オーデュボンの祈り

11冊目 著者:伊坂幸太郎 出版社:新潮社 オーデュボンの祈り (新潮文庫) あらすじ: コンビニ強盗に失敗した伊藤は、警察に追われる途中で意識を失い、見知らぬ島で目を覚ます。仙台沖に浮かぶその島は150年もの間、外部との交流を持たない孤島だという。そこで人間たちに崇拝されているのは、言葉を話し、未来を予知するというカカシ「優午」だった。しかしある夜、何者かによって優午が「殺害」される。なぜカカシは、自分の死を予測できなかったのか。「オーデュボンの話を聞きなさい」という優午からの最後のメッセージを手掛かりに、伊藤は、その死の真相に迫っていく。 感想: ごめんなさい、結構お話を忘れてます! ということで、今回は再読したい本ということで紹介します。 オーデュボンの祈りは私が最初に読んだ伊坂幸太郎の作品でした。 大学当時、私はFMラジオのパーソナリティをやっていて、生放送で本を紹介する番組をしていました。 紹介する本を探していた時に、偶然にも手にとったのがオーデュボンの祈りだったと記憶しています。 あらすじにあるように、話の中には未来を予知できるカカシが登場します。 しかし、未来が予知できるはずなのに殺されてしまうんですよ。これは一体なぜなのか。 誰がカカシを殺害したのかをどうしても思い出せません。 しかし、ネットでネタバレを見るのも癪なので、再読しようと思います。 伊坂幸太郎の物語の登場人物はユニークな人たちばかりで、しかも他の物語とリンクしていたりもします。 違う作品を読めば読むほど、あ!この人は○○に出てた○○さんだ!という再開を読者が感じられるところが憎いですね。 未読の人は私と一緒に読みましょう! 既読の人も私と一緒にもう一度読みましょう!