10冊目
著者:夜は短し歩けよ乙女
出版社:角川グループパブリッシング
あらすじ:
「黒髪の乙女」にひそかに想いを寄せる「先輩」は、夜の先斗町に、下鴨神社の古本市に、大学の学園祭に、彼女の姿を追い求めた。けれど先輩の想いに気づかない彼女は、頻発する“偶然の出逢い”にも「奇遇ですねえ!」と言うばかり。そんな2人を待ち受けるのは、個性溢れる曲者たちと珍事件の数々だった。山本周五郎賞を受賞し、本屋大賞2位にも選ばれた、キュートでポップな恋愛ファンタジーの傑作。
感想:
前回の「夜」+「歩く」つながりで紹介します。
黒髪の乙女さん!先輩の想いに気づいてください!
ページをめくる度にそう思っていました。
先輩頑張れ!と応援せざるを得ません。
しかし、着目するのは先輩の恋の行方だけではありません。
このお話を盛り上げる周囲の人物や団体も見ものです!
とにかく変な人達が出てくる。でも、どこか憎めない人たち。
私は詭弁論部が好きです。弁論部じゃねーのか!とツッコみました。
あと、話の中に「偽電気ブラン」というお酒がでてきます。
実は電気ブランというお酒があり、それを真似して作られたという設定のお酒なんですね。
大学時代、電気ブランを飲み屋で見つけたときはテンションが上がりまくって、ずっと電気ブランを飲んでいました。
夜は短し歩けよ乙女はマンガ版も出ています。
こちらも読みましたが、黒髪の乙女が可愛い!
結婚してください!
どちらもオススメです!